大河ドラマが終わって、12月から『坂の上の雲』が放送されてます・・・
原作は「司馬遼太郎」・・・本屋で立読みした事はあっても、長過ぎて読破は出来ません・・・此の方の作品は、総じて長いっ!!
其の長い話を3分割して、今年は最終の第三部なのですが、戦闘シーンが生々し過ぎて・・・「本当の戦争はもっと悲惨だった事は判らんでもないが、此処まで再現せにゃならんのか?」と思いながら視ております。
ホント「バイオハザード」さながら・・・
一昨年からの記憶を手繰り寄せながら・・・読破はせずとも、視聴は怠らず。
戦闘による死者が軽く5万人を超える「日露戦争」・・・若者が勇んで戦争に往った時代は、もう想像の世界・・・戻りたいとも思わない。
しかし、“善くなる事しか想像できなかった時代”でもある・・・
然程の豊かさもなく国力も乏しかった日本が、此処まで上を向いて、戦争まで起こしても“欲しかったもの”は何だったんでしょう?
以後、悲惨さを増しつつ戦争を長々と行っていくワケですが・・・其れでも其処に“光明”を求めたのは、何故だったんでしょう?
・・・其れでも其の時代に生きた方が、ある程度の“高揚”はあっただろう。
其の逆に“失望”も味わうワケですが・・・
モノが溢れておっても、同時に不安が膨れ上がる現在の方が、“幸福感”は得難いのかもしれません。
・・・でも、やっぱ「センソウハンタイ」なのです。
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