2018年5月29日火曜日

新キャラ、続々・・・

読者の皆様には周知の事とは存じますが、世間をイラつかせるコノ事案を何も書かずに素通りするのは口惜しい。

時間が経過しても噴出を止めない、富士の湧き水が如し・・・

『日大アメフトの悪質タックル問題』

痛点のズレた登場人物が引きも切らず、日大は宛ら『キャラ製造工場』だ。

当初は「謝ったら、終り」の事案でしかないハズでしたが、選手は兎も角、なかなか監督とコーチが表に出て来ない・・・

相手方の関学へ謝罪に出向いた際には「言い訳はしない」と啖呵を切ったのはイイが、内容の説明には一切触れず、言葉は謝罪してるが監督からの指示については否定した上で「心外」と宣う。

・・・関学への文書の回答も再回答も含めて、ほぼゼロ回答。

結果的に本体である日本大学へと延焼・・・絶賛炎上中ッ‼

日大特有の統治機構やら体質、年間予算(約2600億円=練馬区の年間予算とほぼ同額)から国からの私学助成金の額(約300億円)とマスコミが調べ上げ、系列の高校から幼稚園まで全国に広がる『株式会社 日本大学』の付属校の名称毎の見分け方まで勉強させて戴きました。

一応『学校法人』なのですが、運営は本当に『株式会社』が行っております。

悪く例えると『集金が巧い経済ヤクザ組織』だと理解すれば、腑に落ちます。

流石に大企業らしく、『人材』には事欠きません・・・

先ずは、『日大アメフト部』・・・内田 正人元監督は日大本部の人事担当の常任理事・・・ボスキャラ・・・ちなみに(株)日大の役員も兼任。

井上元コーチは日大系列の職員・・・内田さんの紹介でしょう・・・そら、頭あがらんし、盾にもなるわね・・・でも、ザコキャラ。

ヤクザで謂うトコロの“準構成員”かチンピラ、監督の警備員・・・

こんな感じのコーチがポジション毎におって、十数名。

上記二人の会見で司会をした日大広報部の米倉 邦彦は非常勤・・・自己紹介も無く、学内での役職は未だ不明・・・元共同通信社で経歴華やか、趣味の登山は玄人跣で著書多数・・・ちなみに早稲田の院卒。

結果、会見で一番目立った人・・・

・・・わざとだったら、最高のオトリ。

其の後、何しに出てきたかワカラン学長は大塚 吉兵衛・・・記者の質問にタジタジの面白キャラ・・・一応謝ってはいるが表面的で内容を把握しきれておらず、火消しが炎上・・・ちなみに学内では理事で、内田の下のソコソコ。

そして未だダレも到達していない、ラスボス・・・

日大のトップに君臨する田中 英寿理事長は相撲部出身・・・黒い噂は絶え間なく、山口組組長とのツーショット写真は出てますが、声さえ聴けない状況。

もう生きる伝説『人間ガマガエル』か『田中・デラックス』または『手術前の安田大サーカス・HIRO』・・・殺されるかも?!

・・・たぶん、今後も出て来ないでしょう。

どうも『日大』って、アメフトと相撲で構築されてますねぇ・・・

そして一番のとばっちりを被ったのは、日大の学生だったりする。

TVの解説者には「偏差値が低いワリに、就職率はイイ」とDis られ、就活真っ只中の四回生からは悲鳴が上がる・・・日大に『危機管理学部』があるなんて、ダレが信じる?!

「教材も自前調達」とか、苦笑するしかない・・・存在がギャグ。

・・・もう、ご愁傷様としか、ね。

記者会見して批判回避に成功したのは、タックルを実行した宮川クンだけだったりする・・・危険なタックルをした加害者ではあるが、あの事実だけを話す実直さと誠実さは、許しを請う者の手本である。

・・・言い方は悪いが、見事に世論を味方にした。

その正反対の姿勢を未だに継続しているのが、日大アメフトの指導者とコーチ陣であり、悉く会見が裏目に出る日大広報と本部であるが、当事者意識の欠如と危機管理能力の無さは、今日の日本に於いては突出した存在である。

もう何が起こっても、たとえ日大が解体されてとしても、私は驚かない。

しかしながら、日大は変わらないだろうと考えます・・・

何故なら、日大の理事・役員、特に理事長をはじめとする常任理事は利権を有した、一種の『政治家』であり、実際、内田氏はアメフトの監督を自ら辞任しても、常任理事の進退は第三者委員会に委ねている。

この『第三者委員会』も外部委員でなく、日大の役員から構成されている。

・・・完全なる第三者ではない。

「真っ当な議論があるはずがない」と、TVの向こう側で皆がそう想っている。

ならば「不味い」と感じた時点で平身低頭、形だけでも真摯にみえるように謝罪していれば、今頃もうTVに映りもしない案件である。

神経がイカレているとは想うが、政治家なんぞはそんなもんだ。

本来、謝罪されたら終る案件でワザワザ会見まで開いて激怒していた関学の監督とディレクターはもう諦めたのか、呆れてるのか、疲れたのか、半笑い。

日大の理事会は高みの見物決込んで、冷めるのを何時までも待つ・・・

庶民とは思考も志向も違う。

ダレも得をしないと想われる状況で、日大理事会だけは確信をもって逃げ切れると本気で考えている。

未だに日本の学生スポーツ界に蔓延る『根性論』と『暴力的指導』の文化から見れば、今更感もある“当然の事案”ですが、資金も体制も脆弱な団体に対しては酷ではあるが『時代錯誤』『指導者側の指導法の学習不足』『選手・父母の盲目的信仰』『日本特有の内向きな組織運営』『小さな利権でキモチヨクナル指導者』・・・切りがない。

こんな状況が現存する国で再来年にはオリンピックがあるのです・・・

まぁ、無くすチャンスではあるが、絶対に無くならん。

・・・何処かで、もう二回みてるでしょ?!

モリとカケ・・・実行者が勝手に忖度すれば、癒着も証拠も残らない。

追記:今般の事案に対するアメフトの関東学生連盟は本日、日大内田元監督および井上元コーチに『除名(=永久追放)』、チームとしての日大アメフト部と加害選手に『資格剥奪処分(公式戦の出場停止)』とした処分を発表。

また関東学連は、日大指導者の内田・井上の会見証言を虚偽と断定。

2018年5月19日土曜日

岡ちゃん、ゴメンね

サッカーの日本代表は強くなった・・・

・・・20年前よりはね。

その進化は著しいが、強豪国の更なる強化も進んで其の壁は破られていない・・・むしろ『差』が再び開いているか、進化の鈍りさえ感じられる。

本日、6月から開催されるロシアW杯の出場選手の候補が発表となった。

しかしながら、私には理解できないし、共感する処も少ない。

何故なら、未だに「(過去の)実績が・・・」とか「代えが効かない」などの理由でベテランを重用する日本の体質に変化はない。

「テスト・マッチの結果が思わしくない」と、ワザワザ招聘した経験豊かな外国人監督を解任し、「1%でも勝てる確率を上げる」と意気込んだ日本人監督の選手の選考は4年前と半分しか変わっていない。

最大の問題は『育成が上手くいっていない事』であって、ハリルは其の最大の被害者である・・・責任転嫁も甚だしい。

代表の選考結果は、不可解極まりない・・・

今般、選出を果たした選手の中には、ケガをして試合をほとんど熟せずコンディションが上がらない、所属チームではベンチ外、前任監督が代表への招集を見送っていたベテランを金ピカの『過去の実績』だけで選出され、本当に「本気で1%でも勝つ可能性を上げたいのか?」と首を傾げてしまう。

たぶん現状のままでは試合に出ないし、此れ以後は代表も引退するだろう。

常識的に考えて、どんな選手でもケガもすれば、調子にも波がある・・・

・・・そんなに代えが効かないのなら、選手層は極薄である。

ケガから復帰した選手は、直にまた再発する可能性は高いし、所属チームで調整も出来ていない選手が目を見張るような活躍を見せる筈も無い。

たった4試合程度のテスト・マッチで戦力を整えられるのだろうか?

そもそも、代表での指揮経験が無い西野さんに気持ちの余裕はないだろう。

草サッカーや小学生では無いのだ。

国同士が威信を賭けて戦う真剣勝負で、情を挟んだ選手が勝つ事だけに集中できるものだろうか?

もし西野監督や代表スタッフがその手腕やスカウティングによって本気で勝とうとするならば、実績のあるベテランを乗越える為に決して大きくはない可能性に賭け、日本を飛出し、欧州のトップ・リーグでなくとも試合に出られる確約も無い海外のチームで出場機会を得るため必死になって練習し、チームに馴染むよう努力を継続し、言葉を覚え、試合で経験と実績を積み、レギュラーとして定着した若者に、なぜチャンスを与えなかったのだろうか?

ただヒトツ、善いトコロを挙げろと言われれば、選手はやらないといけない立場に追込まれた・・・監督交代の発端が『選手の不満』であるならば、尚更だ。

しかしながら『日本人のメンタルの弱さ』は、追込まれるからこそである。

・・・何故か諺通りに窮鼠はネコを咬まない。

いつまでも過去に縛られているから、日大のアメフト部や高校サッカーでも『根性論』や『忍耐論』、プレーでのミスに対する『連帯責任』が未だに横行している・・・そんなものが指導論に擦り替っているのが、日本の現状である。

『東京』までは、どのスポーツも競技力を向上させようと努力とカネを惜しまないだろう・・・

しかし、あからさまに国の人口が減り、競技人口が減り、競技力が減退し、アジアですら簡単に勝てなくなってから「こりゃ、駄目だ」と諦めざるを得なくなる。

もう既に若者の人口はピークの半分以下だ。

若い選手の不確かな可能性と根拠のない自信に賭けられない国や競技の代表チームが、進化を続けられる筈が無い。

中田 英寿、然り・・・

小野 伸二、然り・・・

・・・出場登録さえなかったが、南ア大会の香川 真司もそうだった。

数少ない聡明な指導者が将来を見据えた、その次に代表の柱になるであろう若者を期待を込めて選出していた。

過去に縛られたまま、未来への希望は持てない。

近い将来、必ずそのツケが回ってくるに違いない。

あらためて想う・・・岡田さん、あんたスゲーよ・・・全部ちゃんとデキてたもん。

2018年5月5日土曜日

終ったも同然

GW・・・あんなに待ってたのに、一瞬で過去る・・・てか、半分は仕事。

夢もヘッタクレもナイ。

コノ歳になると、国民の半分以上が休んでる時にワザワザ旅行に行って、満員電車に立たされて、高いカネ払って罰ゲームを受ける・・・そんなバカ馬鹿しいコト、少しやった。

・・・いつもの自転車と接待フットサル。



4月30日、八百津の三勝屋でパーコー食べる気満々で行ったら、定休日だった・・・GWに定休日を守る、従業員に優しい定食屋。

仕方なく丸山ダムまで山登って、隠れ家と云うよりタダの民家で蕎麦大盛・・・

特に感慨はありません。

・・・あっ、建設中のメチャ高くて怖い橋がデキ上がってたッ‼

高所恐怖症なので、あんなの要りません・・・坂は上るんで、ちゃんと旧道を残しといてホシイ。

5月3日、高校時代のサッカー部の顧問が定年退職して、先輩方が謝恩会的なフットサルと宴会を催された・・・近所の先輩から召集を受け、仕方なく(正確な表現は、嫌々)参加。

グダグダだったので、大した疲れもなく幸い。

コノ顧問の方は、卒業して10年ほど経った頃に野麦峠スキー場のメシ屋で偶然会いましたが、声を掛けたにも拘らず反応が薄く(正確には、ほぼ無視)、其れ以来、全くリスペクトしておりません。

一応、ワシも大人なので、コノ事はダレにも喋った事は御座いません。

当然、会話はゼロ・・・僕も其れで好いと思っております。

・・・なので、この日は先輩と遊んだ日。

5月5日、企画モノ・・・木曽福島まで輪行し、只々、集合場所の土岐市駅を目指すと云う、何が面白いのかワカラン日帰り旅。

案の定、電車では中津川まで座れなかった・・・



土岐市駅に8時半集合で木曽福島駅に着いたのが10時半過ぎ、自転車組んで準備できたのが11時丁度・・・コンビニで水と補給食買ってスタートしたのは11時15分・・・オッセー。

只管、R19を南下・・・サイコン作動せず。

ホント、自分が何キロで走ってるかも知らずにペダル漕いで走るだけの、老いぼれハムスター・・・早く終われと願うだけ。

なんかオレの知ってるR19じゃなくなってた・・・10年前に「トンネル造ってるなぁ・・・」と当時のR19から見てた対岸がNew R19・・・新しい橋の上で風に煽られて死ぬかと思った・・・タダでさえ怖いのに。

ちなみにズゥ~ッと向い風・・・

・・・此の日の最大瞬間風速は7.8m/秒でした。

途中、奇跡的に大桑村の蕎麦屋『おんたけ』の営業中に遭遇ッ‼

喜んで並ぶよ、あそこなら・・・15年振りにアリツイタ・・・あそこは、マジで美味い・・・GW最高ッ‼

ひとつ嬉しいコトがあるだけで、気分は上がるし、坂も愚図らず上る・・・中津川が終らなかったが、あとは淡々と熟す。

蕎麦で1時間以上使ったが、17時半に無事帰還。

100km走ったの二年振りか・・・筋肉痛で一日残してGW、終ったも同然。

今日の教訓:知らない道は高くて怖い、知ってる道は劣化でガッタガタ。

2018年5月4日金曜日

イチロー、「選手として今季の出場は無い」

・・・コレがどういった意味なのか?

一応、肩書としては『球団会長付特別アドバイザー兼選手』で生涯契約を結んだ模様・・・チームには帯同し、練習も継続する。

何とも、中途半端。

報知なんかは「事実上の引退」と報じてますが、来季の開幕戦が日本で開催される予定で其処で復帰との思惑も錯綜している。

44歳・・・そろそろ老眼で速い球が見えないと思うよ。

レーシックでもすんのかい・・・ヘンな病気(癌とか)が見つかった結果じゃ無きゃイイですけど。

可能性として、奥さんの方に疾患が見つかってたりしてね。

球団側も“現役”として背番号を付与すればそれなりの収入も見込めますし、チームにとっての“生き神様”として若手の手本とチームの士気を保つ効果、今後のフロント業務と運営の修得、本人の意思として“現役続行の意思”を曲げた形で終わらない、双方にとっての最良の選択であったのではないでしょうか。

コチラ側の願望としては、あと3日待ってほしかった・・・

貴花田と千代の富士よろしく、大谷との勝負を観てからにしてほしかった。

スーパーマンにも『老化』は訪れる。