2020年8月29日土曜日

安倍総理大臣、辞任の意向を表明

失政で政権を追われるのではなく、持病(潰瘍性大腸炎)の悪化による健康不安が要因であることは少し残念ですが、熟考された事でしょう。

日本にあって7年8カ月の長きにわたり政権を運営されたことには、敬意を表します・・・故佐藤 栄作首相の歴代最長を更新されて、当然「まだまだ続くんだろう・・・」と思ってました。

ここで頭に浮かんだのは「来年のオリンピック、ないんじゃね?」です・・・

・・・知らんけど。

全く問題が無いとは言わないですが、強いからこそ揶揄される部分が多いでしょうね・・・日本の政治体制はアメリカ大統領の様に権力が集中していないので、「外出禁止」さえできない努力目標みたいな「自粛」なので、決定権はあっても利権を貪ることは不可能だと想います。

たまにコソ泥みたいな奴が紛れ込むのもあるんでしょうが・・・

しかし、そう思わせるぐらいの『強さ』があった。

私自身、なんか受答えが汚いとか、胆力が無いとブログでも書いてますし、実際、感じよく思ってません・・・しかし、人事・人脈がこの長期政権の肝だったんでしょう・・・適任者に課題を任せて使いこなすのは上手かった。

あと「民主党政権の出口の無さ」からの脱却は、有難かった。

あえて失政を取上げるなら、「消費税率8%→10%」は既に景気拡大が終った状況下で遅すぎたのと其の後のコロナ禍で最悪のタイミングになってしまった・・・結果、経済失速の往復ビンタを喰らった状況になってしまった。

・・・引上げ時の説明も完全にウソだもんね。

「延期か中止にすべきだった、判断を間違えた」と考えます。

まぁ、兎も角、ご苦労様でした。

持病を抱えて、耐えがたいストレスもあり、アメリカの変人と笑って話さなきゃいけないのもたいへんだったろうなぁ・・・と想像できますが、其れらの圧力から解放されて、治療に専念して頂きたい。

首相がコロコロ変わる負の連鎖から解放されただけでも感謝せにゃならん。

改めて、即辞任ではないので8年9カ月の長きにわたりご苦労様でした、有難う御座いました。

(現時点の在任期間は第一次・第二次以降を合わせて8年8カ月)