2011年9月1日木曜日

防災の日

東京では、道路まで規制して“シュミレーション”が行われておるようですが・・・

朝からTVでは“防災グッズ”や“避難マップ”が紹介されております・・・そんなモノあった処で、役に立たんコトを半年前に学習した筈ですが・・・去年と同じ。

進歩はない・・・痛い経験も“元の木阿弥”の様だ。

・・・やっぱ、身に染みておるのは“被災者“のみですね。

半年前の貴重な教訓:「災害は、想定を超える」というコトですが、如何したら実社会と人の記憶に残せるんでしょう・・・?

話しは遡って「貞観地震(西暦869年)」・・・東北では同様の津波が発生・・・其れ以後も沢山の津波被害が、古文書に記されます(ほぼ50年おき)・・・其の影響で江戸期の街道(運搬路)は、被害が及ばない山側に造られました。

当然、当時の平均寿命は短いので、記憶に頼ると判断を誤っていたかもしれません・・・浜に近い方が造営し易いですが、過去の記録を生かしたワケです。

其の点、今の世は技術は進歩しても経験は絶えてしまっております・・・

「デキ上がったモノを今更、造り直せん」と謂う理屈も解らんではないが、直近の経験を生かさないと、ホントに同じ事を繰り返すバカに成り兼ねん。

・・・ここ数年で日本人の“知恵の有無”が顕れる。

個人的には、消防団に入ってほしい・・・立派な“予防”だと思う。

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