2011年9月24日土曜日

国際陶磁器Festival窯元ツアー in 『高田焼』

今回のフェスに於いて、私個人が関わる唯一の関連事業・・・「窯元ツアー」・・・地元・高田をアテンド致します。

集合時間前、受付に顔を出す・・・「本日の参加者は、10名様です」との報告を受け、興行的には如何かと想いますが、内心はホッとする・・・スグに本日の関係各所に連絡する。


                入口だけ覘いて、入場せず・・・

定刻になり、早速、バスへ・・・此処からは、ひとりで仕切ります・・・一路、高田の徳利工場へ向います。

一件目・・・高田陶磁器工業組合㈿の理事長さんの工場「山久製陶所」にて見学・・・到着するなり「説明は、オマハンが勝手にやってくれっ!!」と宣われる。

他人の工場の中を縦横無尽・・・知ったかぶって、一通り説明する。


               絵付のオジサン、“捕獲”直前・・・

説明し終わると、工場の出入り口付近で絵付しておられるオジサンを捕まえ、世間話・・・途中から参加者からオジサンへ質問を浴びせる。

・・・空気が悪くなる前に、次の工場へと誘う。

次の工場まで、窯場独特の路地を歩く・・・道端で説明しながら、歩く・・・途中から“猫道”みたいな裏路地を一列になって歩く。

そして本日の二件目・・・湯たんぽを作っております「キタ山丈拳窯」へ到着・・・


                    手慣れた説明・・・


                  湯たんぽ・天日干し風景

此処で、参加者の“物欲”が爆発・・・二等品(使用に支障はナイけど、少々難あり)を安いコトも手伝って、買い漁る・・・其の後、荷物を抱えて休憩処へと向う。

「NPOたかた・おなだ」にて休憩・・・冷たいお茶を頂いておる中、“参加者に着いた火”は収まらず、併設された窯元直売所で、また買い物が始まる。

・・・ちょっと呆れる。

NPOを後にし、本日最後の見学ポイント「永保寺・庭園散策」へ・・・


                「観音堂」は葺替え工事中・・・


                   虎山さん、熱弁中・・・

此処での説明は永保寺・保寿院の住職で在らせられる虎山さん(永保寺の執事さんだそうです)にお任せ・・・同級生の虎山K子さんの親父さんです。

・・・知識も豊富で話しは流暢だが、長い。

此の日は「工事やら諸行事の為、庭園のみ」との事前情報でしたが、思い掛けなく「国宝・開山堂」の見学が適いました・・・策の中に入るのは初めてです。


                     「国宝・開山堂」

“永保寺の素晴らしさ”をたっぷり1時間・・・虎山さんの“独演会”が終了。

永保寺の拝観も無事終わり、帰途へ・・・

・・・帰り際、参加者の方々が皆笑顔でホッとする。

準備段階の心配も、終わってしまえば“紀憂”でした・・・前日、担当委員長から直電が入った時は「そんなに大変なものかぁ・・・それとも、ワシに対する心配っ?!」と思いました・・・が、無難にコナシて、終了。

僕自身も貴重な体験をさせて頂き、見学先やツアーの関係者並びに本日の参加者の方々に感謝です。

「幸も不幸も、客次第」&「終り良ければ、すべて良し」・・・本日は、善き日なり。

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