2011年11月8日火曜日

飛ばし、飛ばされ・・・粉飾決算?!

今日はお休みしようと思ってたのに、投稿ネタが出来たので、ホットなうちに・・・

俗称「飛ばし」・・・親会社に於いて損失が発生した場合、子会社などに帳簿上の債務を付替えるコトです。

・・・Wikipedia には「簿外債務」で調べると載ってます。

今回、光学機器メーカー「OLYMPUS」さんが実行した方法はコウです・・・僕は公認会計士ではないので、間違ってたらスンマセン。

実例.1 ・・・海外企業を買収≫名目の買収価格を釣上げ、差額を作る≫買収手数料として仲介業者に差額を支払った形をとる≫手数料を払い、差額を親会社へ戻す≫戻ったお金で損失の穴埋めをする・・・と謂う方法です。

実例.2 ・・・運用中の有価証券に含み損が生じる≫其の運用資金を含み損ごと海外企業の買収資金としてを複数のファンド(金融)に預ける≫損失が確定せず、損失計上を免れる・・・巧妙ですね。

・・・実例.1では、相手方に支払った「自社の優先株」も買戻しております。

最初から「飛ばし」をする為の買収と言われても、仕方ない・・・“本当に買収が必要だったか”も、定かではありません。

そんな簸隠しにしてきた『アブナイ秘密』が白日の下となったのは、“イギリス人社長を招聘”したからでした・・・此の人が見つけちゃったので、臨時の取締役会で解雇されてます。

・・・てコトは、他の取締役は“全員グル”ですね。

「監査法人」さえ、グルかもしれません・・・其の道のプロなんだから、見つけられないワケがない。

・・・でも、そんな大それたコトをすると、「なんかぁ・・・あの会社って、オカシイじゃん?!」って想う人も、チラホラ発生する。

「粉飾」は、確定的です(一応、表面化しただけで、確定のハンコはまだ貰ってないデス)・・・株主さんは、大激怒してるでしょう・・・残念でした。

たぶん「上場廃止」で、良くて「身売り」かなぁ・・・看板は下ろすコトになるでしょう・・・誤魔化した額が、デカ過ぎる。

死人が出そうな勢いですが・・・誤魔化しちゃったお金、使っちゃったヒトはおらんのかねぇ?!

何度も見た光景ですが、怖ろしい・・・「信用」は、一瞬で吹っ飛ぶっ!!

・・・でも、やっぱり「他人の不幸」は見ててトキメク!!

2 件のコメント :

  1. 人の不幸は、蜜の味!?
    あまり喜んでいると危険ですよ。

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  2. そうです・・・危険なんです。

    「日本」は順番待ちの列に並んでますから・・・でも、ツケは国民にまわして返す気はないでしょうから、辿る道は一緒で、時期がちょっと遅いだけですね。

    情けないやら、口惜しいやら・・・

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