サヨナラ「アナログ」

平成23年7月24日（日）・・・遂に“約束の日”がやって来た。

青い画面（警告の言葉が映ってる）に変わってしまい、日付が変わる頃には“砂アラシ”になるらしい・・・まるで“ガラスの靴”のような趣向である。

それにしても、“地デジ化”してまだ9日目・・・未だにおもちゃになったリモコンの「アナログボタン」を押してしまう・・・もう“砂アラシ”に何度も見舞われた。

クセは、すぐにはナオラナイ・・・暫くは、リハビリ期間を要する。

「番組ボタン」も変わってしまい、少々イラつく・・・

もっとイラつくコトもある・・・いろいろ“地デジ化の経緯”を掘り下げると、然も在りなんと謂う“酷聞”ばかりが吹き出して「何の為の“地デジ化”なのか・・・」と聊か、疑問ではある。

東京の新名所「スカイツリー」も見方を変えれば、タダの「ハコモノ」なのだっ!!

高い塔を拵えて、浮かれてる場合ではナイ・・・仮に、チャンネルを全て「衛星デジタル（電波を衛星経由）」にすると、“約1800億円”の移行費用が発生する・・・それが「地上波デジタル（電波を高い鉄塔から送る）」への移行費用は、“約2兆円”に膨れ上がる。

・・・何より「衛星デジタル」は、“電波の日陰”が格段に少ない。

実効性としては、両方は要らない・・・補完の為に“衛星2個”飛ばしても、“お釣り”の方が多い。

移行費用は、全て“税金”であります・・・或る意味、ムダはお家芸っ?!

こんな話には、事欠かない・・・

・・・歪みは“此の国の精神”を映し出す。