2014年10月25日土曜日

あれから29年

アノ頃は、掛布に岡田にバースがいた・・・伝説の『巨人戦バック・スクリーン三連発』・・・巨人のピッチャーは槇原だった。

いまだに、バースは神様だ・・・

1985年(昭和60年)、21年振りにリーグ優勝した阪神タイガースは、初めて日本一に輝いた・・・広岡監督と引退直前の野村(・・・後のヤクルトと阪神と楽天の監督)がいた西武を相手に、4勝2敗だった。

ナゼか小学校時代に阪神の野球帽を被っていたkatoken少年は、此の時、高校三年になっていて、歓喜を以ってコノ出来事を迎えた。

そもそも阪神を好きになったのは、消去法である・・・巨人が勝つと上機嫌の父親と、アカ抜けない地元中日に魅力を感じなかったから、そうなってしまったのだと想う・・・他は、眼中にナイ。

まぁ、生まれついての捻クレ者だ・・・

同じクラスの女子にもナゼか阪神ファンがいた・・・が、特にナニも無かった。

良いコトはソレッキリ・・・長い低迷期・・・中位をウロウロ・・・タマに最下位・・・監督が野村から星野に代ってリーグ優勝はしても、シリーズで負けた。

・・・其の後の黄金期を迎えた西武とは、真逆の運命を辿る。

それが、今年のレギュラー・シーズンはギリで2位だったチームが、ポスト・シーズンが始まると巨人にもスイープを喰らわす・・・無敗で日本シリーズ進出を果たした・・・期待せずにはいられない。

シーズン終盤に粘り切れなかった投手陣と、逸機を繰返した打撃陣・・・それが見違えるように得点を与えず、チャンスに強い。

「素晴しい」の一言に尽きる。

特に助っ人外国人選手が、三人とも期待を裏切らない・・・

・・・コンナことは、珍事だッ!!

投手陣の起用法も秀逸だ・・・昨年までなら能見を柱にしていただろうが、藤波の成長とメッセンジャーの安定感のお蔭で、能見と岩田の負担軽減につながった。

以前より球の遅くなった能見は、5回までで交代させる・・・引っ張らない。

・・・コノ割り切りも善く、抑えの王までのツナギも完ぺきだった。

和田采配が冴えわたる・・・とても来季の監督交代を囁かれた監督とは思えない・・・開き直りか?!

・・・と、まぁ、ココまでは完璧だったが、そこは阪神タイガース。

褒めチギッタが、まだ信じてはいない・・・何度となく“ヌカ喜び”をさせられた。

今日から始まる日本シリーズ・・・ちょっと感触を見てみないと、まだ信用し切れない・・・先ずは先制、先勝デス。

要注意は、松田と内川だけ・・・

打てれば、勝てそう。

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