2019年9月9日月曜日

羽黒山には2,446段の石段地獄があったよ・・・

18きっぷの貧乏旅も四日目・・・本日はメインというか、峠というか、試練というか、覚悟しております。

一応、国宝の『羽黒山・五重塔』を拝みに往くワケでありますが、道中、一時間に一本しかバスがなかったり、雨が降った翌日で現地の様子が分からなかったり、不安要素が多め。

予備知識は「一の坂・二の坂・三の坂と長い石の階段がある」だけ・・・

・・・耐えられんのか、オレ?

其の前に恒例の電車撮影会・・・羽越本線は貨物が多く、旅客列車より貨物列車が優先されるコトもあります。

「オマエら、どっか行きたきゃ新幹線乗れよ」ってコトですわ。

EF(電気機関車)


なに運ぶんかワカラン、日通の貨車

連結ちう

2・3番ホーム

本日の乗車列車

取敢えず、鶴岡まで・・・

やっぱり、予想通りバス待ち1時間が発生・・・この隙に水の確保とバス時刻表と運賃を調べる。

随神門前の鳥居

随神門

門を入ると管入りの石段が続き、湿った石が滑りやすいのと浮石が多い印象・・・下りが終った処に祠が並んでおります。











行場?

滝行をする処か、お参りする身体を清める意味なのか、そんな感じの場所。







ひと際太い御神木

御神木の奥に五重塔


五重塔のアプローチは石畳

石畳から仰ぐ

国宝・五重塔






¥500-を払うと塔の中を一周できて、二階では板を外したところから芯柱を覗けます・・・改元記念のイベントらしく「来年やってるか分かりません」とか勧誘してます。

一年後、来ないけどね・・・あっても来ない。

そんな言い方しなくても中入りたいので払って見ました・・・五重塔ですが中の祭壇は神棚的で鏡もありました・・・臨時の社務所でお祓いもしてもらえます。

国宝指定以前には仏像が安置されていたらしいです(写真有)・・・管理も緩く、参拝者が野宿してたらしい・・・落書きもありました。

ここは建物は仏教ですが、お祓いは神社方式の神仏習合です。


天国はここらまで・・・この先から地獄が始まる


結構、滑るよ・・・

体力も使ってないし余裕もあって、まだ写真撮れます・・・序の口。




最初の難所

・・・この斜度でも優しい方

・・・強い誘惑に駆られる

勾配がわかりづらいけど、キツイ

芭蕉の碑?



あれです、二の坂からは写真撮ってる余裕ないです・・・勾配は急だし階段の終りは見えないし、汗ダラダラで足元だけ見詰て只々、上り続けるだけ。

ホントつれぇ。

三の坂


三山神社・鳥居


あとで調べたら石段が随神門から2446段だそうです・・・全く降りる気力がない、疲労で降りたら転びそうだった。

ちなみに金毘羅さんは奥の院までで1,368ですが、往復しないといけない。






護摩焚台










唯一仏教的な鐘楼

健角身神社


神・庄内交通…色目はピカチュウ

階段を登ろうと思った時点で頂上のバスに乗るのが最終目的になる・・・ぶっきらぼうな運転手でも天使に見える。

往復運賃はピッタリ\2,000-(往路は随神門下車)です。

ザラっと計算すると、往路は随神門まで¥820-で気力が尽きた山頂から駅まで¥1,180-で席は全部埋まってました・・・麓の随神門やお土産屋の駐車場までの運賃¥600-で10人ぐらい・・・時間帯にもよるが、今時の田舎のバスには珍しいドル箱路線です。

バカでかいJAの兵糧倉庫


JR東日本系のNewdaysはおにぎりが不味い・・・戦略だと想うが、福島も宮城も山形も共通して駅周辺に大手コンビニが無い、近くても200mは歩かないと辿り着けない。








聖地・・・ホントはココで降りたい


食べかけのラーメン・・・

・・・ギョウザ

もう居酒屋はチェーン店しか居酒屋ないし、新潟の万代口はキャバクラ街です・・・回転率の高いラーメン屋だけは賃料高くても儲かりそう。

2002W杯で来てるが、オレの知ってる新潟じゃない・・・入れそうな店がない。

「もう、あの頃のオレじゃないんや」・・・錦糸町か小岩の様相。

新潟市は甲信越の最大都市で人口は80万人を超え、生活や文化は関東圏に引っ張られて、日本海側では一番派手な都市・・・落着いた雰囲気の文化都市にみえる金沢市の50万弱を大きく越えてます。

客引きがフォーメーション組んで立ってる・・・

貧乏人の邪魔はするな。

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