2016年1月29日金曜日

日銀、『マイナス金利』に踏切る

・・・今後の景気への影響は、如何ほどなんでしょう?

今日の発表後の銀行株は、下落した。

此の日銀の決定で、市中銀行の貸出残高が増えて、企業活動としての設備投資が増えれば、此の決断は善かった、正しかったと謂うコトになる。

しかしながら、そう簡単に変化が顕在化する事も無いでしょう。

総裁が黒田さんに代って以来、2%のインフレ率に目標設定し、国内の購買活動が活発になる為に日銀券をバンバン刷っても、なかなか達しない。

国民の所得は思ったほどの上昇もせず・・・

・・・むしろ、大企業の内部留保は増え続けた。

昨年12月から今年1月までの日銀の当座勘定の平均残高は252兆円を越え、此れは2013年4月以前の約4倍で、其の裡の242兆円に0.1%の金利が付いていますが、市中銀行の貸出残高は、2013年4月からでも8∼9%しか増えてない。

焦っておるのか、やれる事を探してやったのか?!

二年経っても結果が出てないからやったコトだけは、間違いナイ。

私の様な下層の自営業者は、売上が上がる楽観的な見通しが無いから借りられないし、銀行も「じゃぁ・・・」なんて貸してもくれない。

兎に角、国民所得が上がらないとデス。

追記:2月9日(火)、債券市場に於いて長期金利が初めてマイナスになりました・・・まだ国債バンバン発行するんでしょうか?

あとの反動がコワい。

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