2014年3月11日火曜日

あの日から3年・・・

大きな地震が起きて、津波が発生して、其れに街が丸ごと呑み込まれた出来事から、今日で丸3年が経過した・・・

・・・東北の被災地は、未だに復興していない。

瓦礫が無くなって区画整理がされても、ヒトが街に戻ってきていない・・・家も何処に建てるのかさえ決まっていない被災者が30万人も避難先にホッタラカシにされたままだ。

・・・いまのやり方じゃ、ダメなんだろう。

もう『新しい考え』が、必要な頃だ。

被災地に住んでいない僕は、もうTVの中でしかお目に掛らない。

最近の話題・・・お金の使われ方がドウだとか、福島の原発で汚染水がまた漏れたとか、ねぇ・・・そんなコトが繰返し垂れ流される。

僕の周りでは、話題にも上らなくなったなぁ・・・一体、どう思ってるんだろう。

さんざん絆だの復興だの言葉を羅列しても、時が経つほどに空々しさが増してくる・・・いつになったら『震災の終り』が来るんだろう?!

・・・たぶん、『終り』は来ない。

被災地から遠く離れた鹿児島で、近々、原発が動き出すらしい。

国も原子力安全委員会の双方が責任の所在を明確にしないまま、事故処理の対処も決まらないままに安全審査が無責任に進められ、地元行政も責任の意識も無いまま、ほぼ既定路線に乗るやり口で動かすのだそうだ。

ひとつ始れば、あとは“ドミノ倒し”よろしく、全国へ拡散する段取りだ。

此の国の中には、原発事故の対処が可能な人間は、一人としていない・・・操作する電力会社さえ、事故処理はおろか、放射能の拡散を止める術を持たない。

一体、何を経験し、見てきたのか・・・方々の見識を疑う。

忘れたら、同じ轍を踏むだけだ。

一見、賢そうな人間が、銭勘定で魂を売る国になってしまった。

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