2013年3月11日月曜日

あれから二年・・・

大きな地震が起きて、津波が発生し、其れにのまれた出来事から、今日で丸二年が経過した・・・

・・・でも、何が変わったのかさえ、実感はナイ。

瓦礫が無くなって、更地になっても、それからどうなるかも知らない。

東北に住んでおったり、原発の再稼働に反対する運動に参加するワケではナイ僕には、情けないくらい遠い場所の出来事になっている。

まだTVの中では、毎日のニュースや今日が近くなった為か、特集などが組まれ、現場に往かずとも大方の現状を知るコトも可能である・・・きっと“上っ面の情報”であるコトは、想像に難くはナイ。

いずれは家が建ち、工場も港も再生されて住民の生活の糧を得る事が出来るようになるだろう・・・けど、それがいつになるのかも知らない。

福島第一原発の廃炉が完了するのは、40年後だそうだ・・・

・・・いま生きておる人の半分ぐらいは、見届ける事さえ無い。

福島の相馬で被災した僕の親戚は、其の土地を離れ、栃木の塩原に引っ越した・・・一応の安心は得る事は出来ただろうが、実際にはどうだろう?

知りたくもあり、知ってどうなると思う気持もある。

自分の出来る事をやるコトが、現地にいなくても手助けになるのでしょうが・・・其れさえも、実感がナイ。

・・・でも、未だ現地で戦っておる人がいるのも現実である。

時間が経つにつれ、自分の無力が浮かび上がる。

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