2019年4月1日月曜日

新元号『令和』に決定

官邸が依頼した識者への徹底した情報統制と「絶対に予想させない」という意志に基づく「逆に徹底的に予想させ、それを省く」作戦をしたかは知らんが、そんな状況での官房長官の発表会見までの完璧な流れ。

額縁に収まった『令和』の文字に、「命令の『令』か⁈」と冷ややかな第一印象。

菅さんの出典説明と引用の解説で「へぇ~」と・・・単純。

今般の新元号選定は中国の尚書(書経)からの引用出典ではなく、日本の古典『万葉集』からの出典とした事などの説明を聴いたが、もう自分の知識の外なので納得するしかない。

梅の花ってのが、好い・・・桜は散る印象が強いし、香しくない。


それより、菅さん(70歳)の行く末である・・・

『令和のおじさん』で終るのか、知名度を生かして登り詰めるのか?

小渕首相(『平成』発表時の官房長官)のような冷静さとは対照的に、やや緊張して紅潮した顔に感じたのは私だけでしょうか?

・・・昭和から平成へのムードが違いますね。

自粛ムードで日本中が喪中でしたから、今般の改元とは真逆の祝賀ムードなんて皆無だし、騒げば「空気読めねえヤツ」になってた。

あの昭和64年1月8日は、ちょうど大学の後期の試験前なのにキッチリ空気読んで休講にしやがった・・・雪の中ワザワザ出向いたのに掲示板で休講を知った虚しさたるや、表現し難い。

・・・其のクセ、試験だけは予定通りのぶっつけ本番。

そういう意味に於いては、今上天皇の『生前退位』は国民への負担が無く、失礼ではありますが天皇陛下の国民への思慮深さを感じます。

コレが具体化されたの、天皇陛下のTV会見からですからねぇ・・・

いくら支持率高くても、天皇陛下には勝てない。

先ず、「それ、ダメでしょ?」って言えない。

間違えると、敵に囲まれる・・・迂闊な否定をしなかったのは、首相周辺が優秀なのと間の取り方が良かった。

次の改元まで自分が生きてるかワカランし、今回は特例と云う事ではありますが(四半世紀後なのか?)、もう一度この騒ぎをみてみたい気がした。

二度の体験を経て、自分にも『元号』が刷込まれているのを感じてしまった。

万葉集と日本書記でも読返して、想像しよう・・・ボケ防止。

まだ、先は長い。

注)平成レイム・ダック・・・令和は5月1日から。

追記:役所や企業のシステム担当者やプログラマーには地獄の一ヵ月になる・・・GWが終るまでに過労死しかねない・・・改元の工程を再検討すべきではあると考える。

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