2017年7月27日木曜日

蓮と稲

・・・どっちも、植物。

本日午後1時半頃、『民進党の蓮舫代表が、辞任の意向』との報が流れると、日経平均(株価)が跳ね上がった・・・

辞任に関しては、二重国籍問題(自身の問題)と、都議選での惨敗など党勢衰退を招いた責任を取る形なので、政党の代表としては至極、当然の決断であります。

しかしながら、なぜ株価が跳ね上がり、そして程無くして急落したのか?

理由は定かではありませんが、辞任の報≫自民に有利≫経済優先の思惑≫株価が急騰・・・ココまでは、ナンとはナシに説明がつきます・・・其の後の株価の急落は、ダレぞが「蓮舫が辞めると、民進党が立ち直るかも」または「他の人が党代表になると、自民党の攻め口が無くなる」との考えが成り立つ≫株価が急落、だと考えられます。

『野党代表の不人気=与党の利』と謂う構図のようです。

完全なる連想ゲーム・・・

そんな思惑の連鎖だけで株価が乱高下する国が、日本です。

また、夜になって「稲田防衛大臣が、辞任の意向」との報が流れました・・・

なんでしょう・・・共鳴した?

此の方も自身の問題、防衛省ならびに自衛隊へのガバナンスに問題を抱え、特に陸自の『PKO派遣部隊の日報隠蔽問題』は、安倍さん以外の総理大臣なら、防衛相は即辞任、総理自身も引責してもおかしくない事案です。

私個人としては、以前より此の方の思想・信条には共感出来かねますので、平時/有事を問わず、最前線で働く方々の命を預かり、時に危険な任務への理解と決断を迫られる役職への着任は、不適格ではないかと考えておりました。

文民統制は、日本の根幹であります・・・

子飼の大抜擢とはいえ、役職への適性を十分に考えるべきだったでしょう。

自民党的に「あっちの攻め口が減ったから、こっちもバランス取ろう」としたワケでも無さそうですが、結果的にリスクは減った。

来週には内閣改造だし、辞任で責任を取った形にして人事の空白も少ないからって、そんな短絡的な流れですか?!

しかし、国民が注視している場で、国会議員が堂々と嘘を吐いてはいかん。

隣の国をDisるコトを陳腐に感じるぐらいの危うい国です。

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