2020年3月28日土曜日

首都圏、コロナ蔓延で外出自粛要請

そうヘタを打った印象も無いのだが、今週のコロナ・ウイルス感染者数が東京都内で跳ね上っている・・・毎日、40~50人の新たな感染が確認されている。

元々、未だに平日朝の満員電車が解消されてはおらず、3・11の追悼行事や墓参り難度の移動があったのと桜に浮れて花見など、感染拡大のクラスター醸成要素が多分に散りばめられて、それらに統制が利いていない。

そうなると、医療機関の受入体制や人工呼吸器の空状況など心配ではある。

重症でなければ自宅待機で良いのだが、素人には我慢できない。

だれもが病院へ行くに決っている・・・

ちなみに「熱が出て、食事が摂取できず、水しか飲めない状態」は、軽症なのだそうだ・・・知らんかった。

重症も程度が違い、コロナの場合、肺に薄い影があっても比較的症状は軽いのだが、それが24時間以内で突然に重篤(人工呼吸器の装着なしには生命維持できない)まで至る点が、既知の肺炎との最大の違い。

兎に角、短時間で急変する。

・・・で、感染症病床や人工呼吸器も無尽蔵に確保できる訳もなく、困った行政と政府が『不要不急の外出の自粛要請』と中途半端な号令を出した。

移動も“禁止”ではない、基本的に店舗もあくまで自主判断。

『禁止』だと休業補償の問題が発生する為か、そこは完全にヒヨっている。

・・・弱い。

国が違えば、言葉の強さも違うもので、NY市長は「家から出るな、責任はオレがとる」となんとも判りやすい男前な言葉で指示を出した。

どこも状況は似たり寄ったりなのだが、ボード持って要請だけしてるのとは明らかに責任と信頼感が違ってくる・・・

人の自制心ほど弱いものは無い、其処に訴えても無駄だ。

いっそ「コロナは保険適用外」と言えばたぶん成功するが、如何せん日本は皆保険の国柄・・・アメリカ式にはいかないようだ。

責任のない危機管理は、破綻する。

野党は此の期に及んで『森友の蒸返し』である・・・民意とは程遠い。

あとでやれ、さもなくば国会議員なんぞ辞めれ!

散々、原発対応や日大アメフトを吊るし上げたメディアがオトナシイ。

まぁ、これも忖度は文化なので仕方ない。

SNSで知り合いの事業者の悲鳴にも似た訴えを目にすると、心が痛む。

「2週間の我慢」とは云え、自営業や経営者には耐え難い時間の長さ・・・無収入では事業継続できない。

「2週間我慢したら元通りになるか?」と問われても、ほぼならない。

其れが「もう2週間」と延長されるだけだ・・・1カ月経過しても改善されるのかは、不透明なまま。

光明が見えない。

危機感を共有すべき自民党でさえ、族が和牛だの野菜だのとムダな綱引き合戦ばかりが伝わってくると、此の国の政治レベルの低さとどんな人間が社会を仕切っているのか、よく解るよ。

上に立つべき人物が其処に居ないのか、そもそも存在しないのか疑問だが、それを育てて創出する時間がない。

その時点で手遅れだ。

政治に期待してはいかん・・・裏切られるだけだ。

事此処に至っては一時撤退してでも耐え忍んで、再起を図るしかない。

それしか方法が無いのが辛いが、『生き残ってこそ』の物種なのだ。

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