2018年3月11日日曜日

あの日から7年

そんな日に自転車に乗って、14時の川辺町の防災放送を聞いた・・・

「本日は、東日本大震災・・・二時四六分に黙祷を・・・」

自分を含め、周りの誰も黙祷した人を見なかった。

TVは震災関連の内容が多いが、被災地から離れた処に住む人間にとっては、強い言葉だか明らかに『他人事』になっている。

今日が何の日か知らない事はなのだろうが、現実はこうなのだ。

『フツーの日曜日』

自分も日曜日を堪能したうちの一人である・・・忘れていた訳でもないが、フツーの休日として過ごした。

『広島・長崎に原爆が投下された日』 8月6日(広島)・8月9日(長崎)

『終戦記念日』 8月15日(日本のみ)

『関東大震災が起こった日』 9月1日

今時分、「9月1日は、何の日?」と訊いて答えられない人の方が、たぶん多い。

阪神・淡路大震災の日は1月17日だが、今年は自分もブログに書く事はせず、何も触れなかった・・・あんなに熊本城の被災を嘆いた熊本地震の発生日はもう少し先だが、今考えたから思い出そうとしただけで、既に自分の日常の中では忘れ去られていた。

巷は何処の風習とも知れない節分の恵方巻に大騒ぎしているが、『3・11』には平静を取り戻し、普段と同じように生活する・・・

今日という日を厳かに過ごそうとしていたなら、申し訳の無い表現だ。

『風化』と謂えば風化なのだが、当事者以外の受止める側のその進行は、恐ろしく速い。

其れ自体は止め様も無いが、受け止める側の心持次第だ。

難しい事やボランティアに行く事も出来ないが、毎年来る今日をいろいろ思い出しながら考える日にしたら良い、とは思う。

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