2017年9月9日土曜日

日本人初、100m走で9秒台到達

サニブラウンでも、ケンブリッジでも、山縣でも、新鋭・多田でも無く・・・

『10秒の壁』と言われ続けて、幾久しく・・・今日は記念すべき日です。

6月の日本選手権では4位に沈み、世界選手権の代表の座を逃した桐生祥秀(東洋大・4回生)が、日本学生対校選手権(通称:インカレ)の100m走・決勝に於いて、日本人初の9秒台を叩き出した。

記録は、9.98秒(追い風+1.8mのギリセーフ)・・・安堵。

壁が崩壊・・・此れ以後、雪崩を打ったかのように9秒台が乱発されるのではないでしょうか?!

外国人との混血選手が初の9秒台出しそうな勢いでしたが、そうなると『?』が浮かぶ事態になるコトが想定されます・・・「純血の日本人には、まだ無理」的な、少し引っ掛りのある評価にも成り得ます。

そう云った感情的な意味では、名前にカタカナが入って無い選手で何の疑義も無く、祝福できます。

私には国際競技に於いて“日本人は力みが出る”傾向が見受けられる。

ヒトは置かれた状況と心持ちが体に反映される・・・

能力の違いは歴然で当たり前ですが、前を追うか、後ろからブチ抜かれるか、どちらか・・・力が入って、しなやかさが失われる・・・気持ちよく走れる状況が無い・・・日本人の中で、尚且つ実績も精神的にも飛び抜けた状況の方が気持ちよく走れるでしょう。

一番を決める・・・

一番前走れば、ダレでも気持ち好かろう。

日本人が9秒台が出易い条件の中で、出すべき人が出したと思います。

現在、22歳・・・25までは、記録を伸ばせる。

それにしても、二位ではありましたが関学の多田クンの安定感も素晴らしい・・・10.07・・・後半も維持できれば、状況は逆転してました。

ちなみに地上波の放送は無く、ツイッターにて状況確認。

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