2018年11月19日月曜日

日産自動車(株)カルロス・ゴーン会長、逮捕

本日夕刻、東京地検特捜部は日産自動車(株)会長のカルロス・ゴーン容疑者を羽田空港にて逮捕した。

渡航先(多分フランス)からの到着を狙った為、空港での逮捕拘束となった。

・・・特捜が逮捕なので、準備万端。

逮捕容疑は①「金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)」、②オランダに設立された日産自動車の子会社を通じ「投資資金を私的流用」、③会長の私的な支出を日産自動車に肩代わりさせる「経費の付替え」など、複数の重大な不正行為に関与した。

上記の不正行為に対して共謀関係にあったとして、グレッグ・ケリー代表取締役も逮捕された。

・・・両名共、現時点での認否は不明。

日産自動車はゴーン会長・ケリー取締役に対する内部通報により、数か月に渡る内部調査を行い、調査により判明した複数の重大な不正行為が認められ、東京地検特捜部に相談していた。

日産自動車は緊急取締役会を招集すると共に、ゴーン会長とケリー取締役の解任を提案する。

尚、カルロス・ゴーン容疑者は日産自動車と並んで、フランス・ルノーと三菱自動車の会長職も兼任しており、今後の影響にも注目したい。

カルロス・ゴーン容疑者の過少申告した報酬額は、50億円とも伝わっている。

また、三菱自動車からも2億2700万円、フランス・ルノーから740€(約9億5000万円)の報酬を受けている。

・・・「まだ、いるか?」ちゅうくらいの額ですが、まだ要るみたいです。

外形的には、中国共産党幹部の不正蓄財と同じです。

フランスの株式市場ではルノー株が、-15%となっている模様・・・マクロン大統領も「注視している」とコメントを寄せる。

唐突過ぎて、内容や影響の広がりは無限大・・・

余談ですが、ゴーンさんの出身はブラジルじゃなくて、レバノンからの移住らしい・・・フランス語が喋れる、レバノン系ブラジル人?

なんか人生模様も深イイ話で、只今、ジェットコースター絶賛降下中ッ‼

この先、レールは繋がっているのか?

スケール感は、絶大。

意外と国外退去みたいな刑罰じゃない軽過ぎる『処分』で終ったりしたら、其れはソレで何らかの忖度やら配慮がありそうで、後味が悪そう。

・・・でも、ココで(小池百合子風に)立ち止まってよく考えてください。

今、被害者面してる日産自動車と監査法人:EY新日本の前時代的な『ザル会計』がそもそもの発端で、ゴーンさんが来る前もザルだった筈です・・・穿ったら、何でも出てくるゴミ箱経理・・・頭脳明晰なゴーンさんがソレに気付かない筈が無い。

環境(企業風土)+頭脳(カルロスくん)+権力(カルロスくん)+共謀者(ケリー)が揃ったら、事故る・・・小さな独裁。

・・・当然の成行き。

其処には会社としての日産自動車の責任も存在しないと、説得力が無い。

それと、資本上の日産自の親会社はフランス・ルノー・・・

ルノーはどうすんのかな?

フランス人は御咎め無しかな、たぶん同じような事があるとか感じますが・・・

たぶん、まだ情報が薄い・・・続報を待て。

追記:西川社長の会見時に質問され否定してましたが、情報提供者との司法取引が行われてた模様・・・じゃないと、容疑の裏付けは困難ですから、納得。

意図を持った排除か、ただ嫌われてたか?